サスペンションも含めて、前後のバランスのお話です♪
私は19/18インチの750S1に始まり、今まで17年ほどカタナに乗り続けていますが、1000にしてからは前後18インチ、純正19/17インチ、前後17インチと仕様を変更してきました。
基本に考えてきたのは、前後の車高をあまり変えずにホイールやサスペンションのグレードアップをしてきました。タイヤ径を考えると、前後18インチだとあまり考えなくても、うまく収まると思います。リヤは1100だとタイヤ扁平は高くなりますが、インチアップなのでほとんど寸法はかわりませんのでフロントのインチダウンの低くなる寸法の補正でいい感じに収まります。
実際には前後18でもステムによって乗り味は変わると感じました。純正55オフセットと、GSX-R系ステムの30オフセット辺りのステムではやはり違う感じで、GSX-R系のステムでは、リヤレイダウンキットの使用で少しリヤ高を上げ、フロントを少し突き出してみるとカタナノーマルの乗り味とは違った少し新しいのり味の印象でした。自分のなかでは18はこの仕様がベストと感じ現在の750はこれっす♪
17インチにするに至っては、当時は17インチのカタナもあってもかなり前下がり、その分ケツ上げのカタナは雑誌等で出てましたが、
「まともに走るんかいな?」なんて、思っていました。でも、カタナは懐が深いのか結構その仕様でも走れるみたいです。現に大手ショップでさえフロントを全く延長しないカタナが多数でした。そこに、ヨシムラNK1レーサーが出てきました。
「かっこええやん♪」その上フロントもちゃんと高くよさそうでした。ただ、そのNK1でさえ、バンク角等、セットアップに苦労したそうです。そんな中、我が998も17化しました♪
当初の仕様は現在よりも前後とも車高が低い仕様でした。17インチというより、リヤ加重で乗るノーマルに近いのり味でした。そうすると、タイヤは太いのにそんなのり味で曲がるきっかけを作りにくい感じでした。なのでタイヤが段べりするとどんどん曲がりにくくなっていくのです。
そこで、リヤの車高を上げていく方向になりました。そーすると今度はスイングアームの垂れ角がどんどんついてきます。個人的には垂れ角がついたから乗りにくくなったという感覚はないのですが、乗りなれてない人が乗ると乗りにくいのかもしれませんね(苦笑)でも、まあ自分が乗り続けてきて今この状態がいい、というのが事実です。タイヤの心配ないし♪
今の課題は、限界近く伸び側、圧側を硬くしなければいけないリヤサスですかね~。フロントは少し柔らかい方向に降ってみたので、幾分、曲がりやすくはなるかなぁ♪