今年の車検時にバイク店にお邪魔した際、純正ローターのフローティングピンのを交換した車両があり、そんな商品あるんだ?と驚いた次第です。
40年近くバイクに乗ってるのに?ですw
何気に私、インナーローターに書いてある「MIN. TH. 〇〇mm」という表記には凄く敏感です。
※日本語で言うとMINは摩耗限界値 THは厚みのTHICKNESS 厚みが何mm か?という事です。
何故ならカタナに乗り始めて
径 嵌合 MIN TH(mm)
① カタナ 275パイ リジット 4.5
② GSX-R750F 300パイ リジット 4.0
③ ZZR1100D 320パイ 7ピン カシメ 4.5 新品
④ RF900 310パイ 9ピン カシメ 4.0 新品
⑤ イナズマ1200 310パイ 9ピン カシメ 4.0 新品
⑥ GSX-R750H 310パイ 7ピン カシメ 4.0
⑦ GSX-R1100L 310パイ 9ピン カシメ 4.5
※ 概ね新品は限界値+0.5mmです。
以上がメーカー純正ローターで、友人のツテ他で新品ローターが3セット有ります。それ以外は中古ですが、元車両についてた物なので走行距離不明等のどう使われてきたか?が不明な物ではありません。
MINまであとコンマ数ミリってなると落ち着きませんw
といっても今回の750HはMIN 4.0に対して4.3~4.4なのでまだ大丈夫でしたけど。
そうフローティングピンですが、上記の様に厚み限界に近付けばローター交換です。なので「フローティングピンを変える」という発想がそもそもありませんでした。なので色を変える=プレミアムレーシングで好みの色をオーダーする。しかありませんでした。
若かりし頃w レーサーのRS125やTZ250に乗ってましたが、当たり前のようにフルフローティングでした。2台ともシングルディスクでしたけど、「メチャ効く」記憶しかありませんw
以来、上記のようにフルフローティングは使用してません。日本の市販車にはありませんし、、、でオクであまり値の上がらないフルフローティングを購入したのです。
⑧ プレミアムレーシング 310パイ 10ピン フルフローティング
サンスターで言うと過去にはインナーがブラックのモデルがありましたが、今はプレミアムレーシング、ネオクラシックしかブラックを選べません。
プレミアムレーシングのいいところはそれぞれ単体パーツで買える事です。
そして、プレミアムレーシングはカシメではないので、セミフローティング ⇔ フルフローティングに交換可能です。
安いカスタムタイプではカシメなのでそうは行きません。
何が言いたいのかと言うとw
ピンの色を変える為に純正ローターのカシメをサンダーで左右削って、セミフローティング、フルフローティングにしたとしても走りの変化はそれほどではないと思います。加えてアウターローターのみで新品の供給が不可能です。なので私はやりません。
それならローターごと替えたほうがいいと思います。導入費用はいりますけどw
ピンの交換だけではありません。アウターローター新品交換可能です。インナー変更も可能です。