2022年8月18日木曜日

リアサスペンション スプリングレート計算の検証2

  疑問の続きw 有効ストロークって?オーリンズでは記載されています。

 グランドツイン 92mm



 レジェンドツイン 88mm ※実際にはレジェンドではないですけど



 ※ 上記のオーリンズは車両にセットされた状態ですので1Gの沈み込みありますので数値は合っていると思われます。

 さて、有効ストロークですが、、、、?

 バンプラバー部分を含んだ数値の様です。

 ではSHOWAは?



 公表はありませんが80mm付近で予想どうりでした。

 って事はホントの残ストってどこからどこ?となりますよね。レースの世界ではバンプラバーを切ってストロークを増やすという事も聞いた事あります。

 ストリートにおいてバンプラバー切ってストロークを増やすというのはあまり耳にしません。

 バンプラバーありきで残ストロークを10mm確保する事は有効ストロークを減らす事に間違いなく、かつセッティングするうえでもハードルが高くなります。つまり、モノサスと違いレバー比も少なくなるなかで、実質60mmで乗車1Gと有効ストロークと残ストを決めなくてはならないのです。


グランドツイン 有効ストローク 92mm

  67mm=乗車1G:20mm(21.7%) ストローク:47mm(51.0%)

  25mm=残スト:10mm(10.9%) バンプラバー:15mm(16.4%)

・ヤマリンズ 有効ストロ-ク 88mm

  63mm乗車1G:20mm(22.7%) ストローク:43mm(48.9%)

  25mm=残スト:10mm(11.4%) バンプラバー:15mm(17.0%)

・SHOWA 有効ストローク 80mm

  55mm乗車1G:20mm(25.0%) ストローク:35mm(43.8%)

  25mm残スト:10mm(12.5%) バンプラバー:15mm(18.2%)


 なのでもともと有効ストロークの少ないSHOWAにはよりハードルが高くなるという事です。それだけスプリングのレート、特にダブルレートには初期レートが非常に重要という事です。

 いくらメイドインジャパンで、SHOWAのデザインが良くても少し残念な結果となっています。

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