ニッシンのリヤキャリパーの漏れはブリーザーなので、増し締めで終了なんですけど、フロントのトキコ6ポットはピストン周辺なのでよく見ないといけません。
滴り落ちる位なら、走らず再オーバーホールなのですが、走って僅かに湿る程度です。ピストンも綺麗だしキャリパーボディの錆びが原因かも?と車検時に全シール交換&OHをして頂いた店主のアドバイスもあり、トキコ6ポットは手に入れました。セットで数千円です(笑)
なかなか綺麗ですが、安い代わりにスチールピストンですので、使用の際は998のキャリパーからアルミピストン、チタンボルト等は全移植となります。
が何より、何処から漏れてるのか?の998のキャリパーの状態を確認しないとなんともです。
自身でのキャリパーの整備の場合は最後にパーツクリーナーまみれにして乾ききったらOK、湿ってたらアウトです。さて、、、クリーナー吹く前の画像ですが、、、
湿ってますね、、、、、右キャリパーの右側のいちばん下のピストン辺りが怪しいですね。
さて原因は?
勿論ボディが原因の可能性はありますが、、、ピストンとオイルシール、ダストシールの接点は平面です。
方やボディ側は凹凹で窪みにそれぞれ奥からオイルシール、ダストシールがはまりますが、凹凹のボディ側が多少荒れていたとしてもシールとボディの当たり面は3面で計6面当たり面はあるので、ピストン面より出る可能性は低いのでは?と思うんですよね~
だったら?
もみもみしましょう♪
「揉み出し」とは、、、まあキャリパーを車体から外した状態で作動性をあげるための整備っすね。つまりはシールとピストンがうまく接合してるかって事、シールが歪んでたらもっと駄々洩れだろうし、ピストンが歪んで入ってたら少しは漏れるかも?とも思ったりして、、、
取り付けた状態では、キャリパーピストン、ブレーキパッドでブレーキローターを挟みます。ほぼ接しています。つまりは大きくは作動しません。揉み出しはピストンを多く出し入れさせます。私の場合はパッドを一旦外してピストンをフルにひっこめた状態で、パッド組み、車体取付もしてタッチ出るまでを繰り返します。
特に片側で6個もピストンが対向してて同時に全部はなかなか動かないし、抜けたら困るしね。
まあ、走ってみての経過観察ですね。それで駄目ならストックと交換します。
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