何故いつまでも負圧キャブに拘るか?なんてのをw
TMRは実感した事はないのですが、うちの750エンジンがまだ健さんの車体に乗ってる時に、750&FCR35で乗った事がありますが、扱いやすくかつ楽しい吹け上がりも体験しました。予想以上に強制開閉もフレンドリーである事には驚きました。
現在その750には、BST38SSの負圧が付いてます。そんなに劣ってないですw
負圧キャブはスロットル=スロットルバルブではなく、スロットルバルブのエンジン側のバタフライバルブを操作するので、軽いのです。絶対に♪その代わりに、ボア径の中に全開であっても2mm前後の板が存在する為、実質は少なめという事です。まあ、40パイであっても38パイみたいな感じでしょう。
ですので、全開でのピークパワーは38口径の強制と変わらない模様です。参考ですが、バイカーズステーション誌でのテスト内容ですが、Z1に<KEIHIN>CR29・FCR37 <MIKUNI>TMR36・BST34 を取付けパワーチェックを行っています。結果は?
<KEIHIN>CR29 :96.1ps
<KEIHIN>FCR37:105.4ps
<MIKUNI>TMR36:105.5ps
<MIKUNI>BST34:99.9ps
という結果であったようです。須田氏によると要は口径でBSTも36であれば同程度の馬力が出るという事です。そう考えるとCR29も充分いい数字なのではないでしょうか?7~8も口径が小さくてもこの馬力が出るんですよね。また、BSTもバタフライバルブがあって実質32パイと考えると良い数字です。
基本的な性能は、いいとしても要はセットアップだと思います。メーカーでは当時おおかた純正では負圧キャブがつき、更にエアクリーナーが付き、そして抜けの悪い純正マフラーでの馬力ですので、改造するユーザーにとっては抜けのいい軽いマフラーとエアクリーナーを取っ払い、バランスを崩していく訳ですから、意地でもいいセットアップをしたいところです。
さて、BST40SSですが、口径はまあ38パイ程度としてファンネル仕様には実際にはできません。それは58パイというファンネルなんか売ってませんので、純正のエアクリーナーなんかについてるラバー状も物を加工する程度です。89GSX-R750Rの限定車が出た時には、ヨシムラのキットにはラバーファンネルがあったみたいなんですけどね。ただ、ファンネル仕様とパワーフィルター仕様との馬力差って僅からしいので、かっこいいのがあれば欲しいですが、あえてGSF用等のエアクリーナーはめこみの溝の付いた物をつけるのもかっこ悪いかなとww
そりゃあ、TMRやFCRのほうが見た目もかっこいいですけどww
安く、扱いやすく、そこそこ速く、燃費もよいBSTを捨てる理由もないでしょう♪ただ、自分の車体に合ったセッティングをやりきるには、、、、、大変です(苦笑)