2022年3月21日月曜日

キャブレター要因、いてもたってもいられないw (BST40SS)

 はい

 昨日、超久々に始動した赤カタナ998ですが、、、

 ・調子悪の特徴は3気筒っぽい

 ・アイドリングが3000rpm

 ・スロットルに順応しない 

 でした、、、、

 気になりますので、今日は750乗ってから整備しようと思ってましたが、、、


 998とRMXの鍵がポッケに、、、、、、、、


 仕方がないので、998エンジン始動してみよっと、、、、

 速攻でエンジンは始動♪

 昨日と違いちゃんと4気筒です。でも、、、やはりアイドリングが高い、、、ん?スロットルに遊びがねえぞ?って事でワイヤー緩めたらアイドリングが普通になりました♪

 でも、、、、、

 お漏らし、、、、、、

 やっぱね、、、、、

 オーバーホールしたっていっても半年前だしね、、、、やはりキチンと直前に手間暇かけて確認しておかないと気分がスッキリしません。

 昨日、必死に付けたタンクもろともまた外します。

 で、さあキャブレターをオーバーホールしまっせ~♪

 


 ニードルジェットはプラハン使わないと抜けないし、結構何かと上手く行きません。何気に同じカタナと言えど結構違うとこがあって同じ作業するにも微妙にコツが違います。効率悪いです、、、

 おまけに半年間、ガソリン入れずに組み上げていたにも関わらず、各所汚れていたりスムーズに動かない部分がありました。詰めが甘かったんだな、、、(苦笑)

 まず、以前の車検時のショップさんのオーバーホール時にフロートバルブとフロートが一体式に変わっていました。バルブシートがプラスチックなので錆び付きはないのでいいかな?とは思ってましたが、フロートバルブの作動確認の際にポッチが固着して動きませんでした。一体式はフロートバルブ変えようにも外せないのです。コスパ悪いです。

 スペアの別体式に戻します。

 




 当然、昨年苦労したフロートバルブのシールとスロットルバルブ下部のシールは交換しておきます。チャンバーガスケットは予備なしなのでやむを得ず、、、

 さて、オーバーホール完了後に車体に組んで行くんですけど、ここからも結構750とは違って段取りが上手く行きません。つまりアイドリングが高いのはキャブとスロットルワイヤーの組付ミスでした。

 無事オーバーフローも治まり、通常始動しました♪

 久しぶりに998を動かしたりしましたが、やはり750より重い、、、体力落ちているので余計かな、、、エンジン音も大きく、チタン管の音も750&鉄と比べると、かなり違いますね♪

 久しぶりのエンジン始動は、やはりこころおどりますね♪

2022年3月20日日曜日

体は1つなのに、、、、何台も、、、

 今日の締め♪

 


 ひさびさのRMX♪

 またプラグを殺してしまいました、、、、なのでそそくさとプラグ補充に(苦笑)

 さて、今日の冒頭の締めとありますが私一人しかバイクに乗らないのに3台もあります、、売る気は全く無いんですけど何分体は一つしかありません。

 子供のいない時期が長くて台数が増えてしまいました。でも、どれも気にいっていますw

 そう、長期放置での始動の難易度でいうとキック始動のRMXがイチバンきついです。なので距離は走らずとも定期的に動かさないと、今日みたいにほぼ乗らずしてプラグが弱ってしまいます。

 次に赤カタナ998です。今復活中ですが、今日7年ぶりに火が入りエンジンが始動しました♪調子は良くないけど、、、7年前も3気筒っぽく、不調のまま、長期放置になっていました。

 一番楽なのは750カタナです。今日も998の整備のついでにエンジンかけましたが速攻にかかります。それも最も放置期間が長かったのにタンクは全然錆びてなかったし、整備後も即エンジン始動、車検取得後もたまに乗ってたら、一度も補充電もしていません。

 つーわけで全台一日でエンジンかけたのは初めてかもしれんすw

カタナのタンク錆び取りはやりにくい、、、

  さて、結局8日間放置しました。


 


 でも、、、結構錆び残ってます、、、

 今回は自宅ではやってません。何故ならRMXと違いタンクが大きいので広くないとやりにくいからです。実家の庭でやってます。

 もうリベンジはしません、、、22リッターもあると振るのも大変です(笑)

 なのでケルヒャー使います♪

 浮いた錆びを剥がすには最適です♪

 でも、困った事にカタナのタンクは給油口の内部に壁があり逆さまにしても、錆び片がなかなか抜け切れません。

 疲れた、、、、

 倉庫からコンプレッサー持ってきます♪エア吹きまくります。あと、燃料コックもなかなか酷い状態でタンク内も水も出ない状態だったので外してキャブクリーナーでゴミを溶かしていきます。

 とりあえず、終わりにしてガソリン買いにいって一気に進めます♪かなり雑な作業になってしまいました、、、、



 バッテリージャンプで始動は出来ました♪

 でも、、、まともにアイドリングしねえ、、、、またキャブオーバーホールですね、、、 

2022年3月13日日曜日

お金をかけるのではなく、「気」と「手間」を♪

  バッテリーも届いたので作業開始♪



 随分、埃かぶってますね、、、気と手間をかけてないから、、、間違いありません。

 基本的にピカピカを維持する事が苦手ですw

   油注すのは怠りませんw

   だからバフがけしたアルミのピカピカなんてむいてません。だからシャーシは艶消しブラックが好みです。白いホイールも履きません。

 そんな、ナマケモノなコンセプトのもとに作成した1号機ですw

 


 タンクやカウルが外れている時しか見えない部分をまず綺麗にしていきましょう♪

 今は無きTNKエンジニアリング製のフレーム補強キット、先ずはネック部分の上下左右の4カ所。


 次に背骨のアールの部分左右で6カ所、逆三角形部分左右で12カ所、あとはエンジン後部マウント左右につないで13カ所です。

 


 インナーチューブはCB1000SF用43パイを東洋硬化のチタンコート、チャコールブラックです。オイルクーラーはアールズのラウンドのブラック サイド廻しです。

 


 フロントカウルの瞼部分の塗装についてはシルバーに対しての黒瞼は絶対必要派ですwが、、、SEの赤銀等ツートーンカラーでは同色で瞼別色は絶対ナシ派w 当998ではSEのイメージを踏襲しました♪ ちなみにほぼ同色の瞼有り仕様はシシマルさん号と見比べてみて下さいw 私の赤はキャンディアンタレスレッドというスズキカタナ250の赤銀の赤ですね。


 外装が乗ると走るイメージが上がってきますね♪



 エンジンは998ccの素のままです。1100よりもパワーはありません。カタログ上は僅か3psですが、もっと差はあるように思います。ヨシムラst-1カムとポート加工のみです。szなのでもとは銀エンジンです。塗装はカトーコーティングさんです。


 さて、いつ復活できるかな、、、

2022年3月12日土曜日

よどんだ気持ちをふっとばせ♪

  前記事にもあるように、先送りしていた事、見て見ぬふりしていた事をムリクリでも突き動かすといった感じでしょうか、、、、

 ウィンドサーフィンも同様です。

 そして、赤カタナ、GS1000SZです♪

 バッテリーは注文済み♪

 キャブはオーバーホール済み♪

 じゃあ、ガソリン捨てて新しいガソリン入れたら火いれれるやん♪

 と、ガソリン抜こうとキャップ開けた途端、、、、、

 う”~ん、、、、、、臭ぇ!!!!

 ダメです燃料だけではなく、コック周辺だけと思っていた錆は底まで進出しています、、、、まあ、RMXの錆び取り以降は赤カタナもやる想定ではありましたけどね。

 




 完璧に錆びていますね、、、、
 
 花咲G決定ですw


 さて、、、既に20倍になってるので、どんだけ放置しようか?

2022年3月10日木曜日

気分が乗らない日

 休みではありますが、、、

 夕方、病院診察なのでバイクにも乗る気分でもなく、、、、

 先日のウィンド熱もあってウィンドサーフィン、トランポ仕様に変更して家の中に陣取っていたボードやセイルをトランポに積載、そうすると家のウィンドグッズ置き場は超汚れているので、掃除、、、、

 まだまだ時間はあるので、スタッドレスからノーマルタイヤへ。やはりなかなかのめんどくささ、、、ノーマルタイヤ汚ね、、、、って事で実家のケルヒャーで洗車。

 しんど、、、年だね、、、

 で病院、、、、、

 MRIでは解りにくいので、CTとりましょう。

 、、、、、、、、

 まだ終わらんの?

 ここ2ヶ月病院、検査の繰り返しでなんとも、、、気が晴れません。なんともないんですけど? 平日しか空いてないんで仕事も休まなきゃなんないし、、、

 とまあ、悶々とした日々を過ごしております、、、、

2022年3月5日土曜日

偶然?必然?

  長年色んな趣味に没頭してきました。

 でも、、、

 時期、環境によって熱が入る趣味が変化し、長期に渡って熱が全く入らなくなる事も多くあります。結果として熱が継続した事はありません、、、

 骨折以降、ウィンドサーフィンだけは戻っていません。長年それしかない時期が最も長く思われるのに、、、何故かは解りません。勿論、自身の趣味の中では最も健全な肉体を必要とします。コロナ稼の中でそんな肉体はいまや、、、、

 でも、ずっと気になり続けていました。すぐに息上がる、筋力低下、体脂肪増、体重増です。

 本日、所要の帰りに5年振り位に海に寄りました。6人程海に入られていました♪半分は20年以上前からの仲間です。なのでほぼ50代~60代で私より年上です。凄い♪


 



2022年2月27日日曜日

晴れた♪ 

 まだ寒いなかで久しぶりにスッキリした天気です♪

 先週もカタナに乗りましたが、雪はちらつくわでろくに変更したリアサスも味わえませんでした。

 でも、RMX250で走り出してしまいましたw 何気にポジションが起きてるので首からの冷気が全く入らないので、正面から風は受けますがカタナよりは寒くないんですw 逆にヘルメットは開口部が大きいので顔は寒いですw
 

 とはいえあんまり長く乗ってるとカタナに乗る時間なくなるんで、、、

 戻って乗り換えです♪

 さて、肝心のグランドツインの乗り味ですが、ダンピングが強いと言われていますが、確かに強くなっている事は間違いありません。感覚としてはまた998に近くなった気がします♪ 勿論いい意味で。
 

  まだハイパーノズル化して間がないですが、いい感じです♪

2022年2月19日土曜日

オーリンズ リアサスペンション グレードアップ♪(GSX750SD)

 昨年の復活の際からずっと探していたオーリンズ グランドツインを漸く入手する事が出来ました♪

 新品もやむを得ずか?とも考えた事もありましたが、コロナ禍で新品さえ入手困難な状況です。グランドツインのカタナ用のラインナップはなく、ブラックラインのみユニコーンオオノスピードで販売されています。

 ※ ブラックライン 値段は高くなるにも関わらず、、、、
   ・圧側ノブ アルミ→樹脂
   ・リザーバータンク くびれ有→くびれ無
   ・スプリング受け 
   ・ピロボール(スフェリカルベアリング)→ブッシュ
   とブラック化された代わりに様々なパーツがレジェンドツイン並にさりげなくw 
   コストダウンされています。

 現在また価格は上がっており、ブラックラインのあるXJR1300ならば
   グランドツイン 定価 ¥200200(税込)
   ブラックライン    ¥235400(税込)
             ※ スプリング 360-06/380-06


 多く出回っているXJR1300純正ヤマリンズ、グランドツインタイプは幾分安い価格で落札されています。黄スプリングしかなく379-01と異なる番号になっていますのでレートは不明です。

 ※ 純正ヤマリンズ(YA5550/5560) 実はアフターパーツよりも高いらしい
   ・圧側ノブ
   ・プリロードが黒
   ・スプリング受け
   ・ピロボール(スフェリカルベアリング)→ブッシュ
   とこれもコストダウン

 狙いは黒スプリング(360-05)が標準となるVMAX用グランドツインのみです。レートは今のと同じです。ブラックラインで妥協されたグランドツインのウリであるピロボールやくびれ有のリザーバータンク、スプリング受、圧側ノブ等の高級感が維持できます♪ヤフオクではなかなか出てきません。なので一年かかりました(笑)

 オーバーホール時の黒化ですと、スプリング塗装のコストが無駄です。ましてや20年位前のヤマリンズに今更9万円もつぎ込む?、、、ならもう買っちまえ!と(笑) ヤマリンズはオーバーホール時の予備にして。
 
 もちろん新品ではありませんw オーバーホール後未使用の中古品です♪ XJR1300用と違いVMAX用は幾分か競争率は下がります。スプリングレートが異なります。

 取付は当然ポン付けではありません

 今ついてるXJRヤマリンズと同じで、アッパーの穴径の補正カラーとアンダーブラケットは今使ってるのを使います。

 車高調ナットは黒を買っておきました♪ニッシンキャリパーのクロモリボルトを購入したパドックさんで購入できます。

  
 スプリングが黒になるだけで全然落ち着いた見た目になりますね♪ リザーバータンクは大きく、車体外側に少しオフセットしています。アンダーマウントの「コの字」ブラケットがつくだけでテンションが上がるのはほんとに「カタナ変態」だと自負しますw

 でも、思い通りにはいきません。

 まず、購入時についていたロッドタイプの延長ブラケットを外すのに工具が足らず薄いスパナを買いに、、、

 次にアッパーの穴径はXJR1300もVMAXも同じ14mmの筈なのですが、XJR1300のブッシュ穴で入ってたカラーがVMAXのピロボール穴には入らず削りました。

 何とか組み上がりました♪


 あいにくの雨ですので走りません。久しぶりにサイレンサー磨きました♪ 電動工具使えませんので程々です。


 最後に乗車1Gやって終了

 スプリング分だけ黒化が進みました(笑)


 金スプロケ、、、は黒のスチール注文後8ヶ月経過しておりますが、、、まだです。笑っちゃいますよね。遅過ぎて、、、w

 それが来たら黒520チェーンなんですけどね。金スプロケはアルミなので消耗は進んでいきますので間に合うか、、、まあ殆ど諦めていますけどねw スチールの純正銀520スプロケは入手済なので520化自体は可能ですが面倒で、、、

 カタナのグランドツイン化はブライトロジックさんの車両では多く見られます。ラインナップに無くても出来るんだ~♪っと実行してみました。

 何せプリロードダイアルの付いたオーリンズは20年以上前に発売されていて爆発的に売れたモデルなのです。使ってみても十分に満足出来る性能でしたが、やはり私の車両では色が浮いてる気がして、、、気になってました。

2022年2月11日金曜日

負圧キャブレターのセッティングについて(ミクニ BS BST)

 カタナ2台にBST40SS、BST38SSを流用して、かれこれ20年以上になります。昔から蓄積しているデータとか見返してみると面白いです。

 今は個人ホームページやブログを開設されている方がほとんどいないので面白くないです。以前はすげえ!!そこまでやるの?という方が沢山ホームページを開設されていました。

 それこそ、スロットルバルブのサクションホールを穴開けまくってテストする人、負圧スプリング切りまくる人とかw

 負圧キャブレターはスロットル連動のバタフライバルブ、スロットルバルブは連動ではなく、エンジンの吸入負圧によって上下にリフトします。だから「リフトしない」なんて言って上記のようなチャレンジになるんですねw

 私はというとカタナ純正BSキャブレターでは、スプリング縮めてみたり色々やりました。それこそ、バルブは上がり切ってないというより、上がり切って止まってんじゃないの?という位セッティング出来ませんでした。

 以降のBSTでは面倒なのと加工は取返しがつかないのでやっていません。ただ、BSTだけでも4つほど入手し、数種のスロットルバルブと負圧のスプリングを所有していますので、スロットルバルブでいうとサクションホールの大きい物、穴数の多い物、スプリングでいえば巻き数の少ない物、線径の細い物をチョイスしています。

 セッティングが全然出せていない時にダイノマシンに乗せた事あります。


 2002年なので998はまだ紺/銀でヨシムラステージ1カムも入っていません。 懐かしいw 当時はBST流用して数年で、全然セッティング出ていません。カタナのピークは8500rpmですがセッティング出てないのにエンジン壊したくないので8000rpm以下でお願いした記憶あります。

当時 PJ:42.5 PS:2 1/4戻 JN:6ZD13 段数:4 MJ:150 
現在 PJ:40.0 PS:1 1/2戻 JN:6ZE11 段数:4 MJ:150

JNの長さも径も全然違いますので、6ZD13の4段目=6ZE11の2段目なので当時でいうと要のJNが薄すぎて下(径)から上(段数)まで吹けないのは当然です。

カーブの波うちはスプリングが原因?はてそうなのだろうか?以降ダイノ乗せてないのでわかりませんが、、

 以降のセッティングは下から上までにスムーズに繋がるか?ってところはニードルと段数のセッティングを反復しています。5速いうと全開テストなんて出来ませんけどねw

 BSTに関してはジェットニードルのセッティングが進んでからは「リフトしてない」というスロットルバルブが原因らしき症状にはなっていません。多分w 1速とか2速だったらピークまで普通に吹け上がります。

 同じ仕様で同じ事をする人がいればデータは倍ですが、私の場合は同じ仕様の方はほぼいないので自分でトライ&エラーを繰り返すしかないって事ですw

 同じ仕様で同じ事をする人がいない理由は?見た目は絶対FCRとかTMRのがかっこいいでしょーw BSTってデカくてイマイチだと思いますw セッティングについても車種別キットでノーセッティングでもとりあえず走れるって事ですね。

 私が手間をかけても、見た目を犠牲にしても、負圧キャブに拘る理由は?

 扱い易い事に尽きます♪

 ・スロットルは1本引きで超軽い事。

 ・エンジンに必要なスロットル開度をキャブが調整してくれるので走りに集中できる事。

 ・ピークパワーに大差がない事。

 ・燃費のいい事。

2022年2月5日土曜日

ミクニ BST 純正ジェットニードルのおはなし

  最近,JN(ジェットニードル)NJ(ニードルジェット)を入手して思い出したんですが、パーツリストは表記が前後逆に表記してる事があり、どっちがどっちだったっけと、、、、w

 分かりやすく言やあ オス と メス いやん💛

 まあ、日本語で言うところの  と  いやん💛 もうええってw 

 そうキャブレターパーツの話です。

 手持ちのジェットニードルやフロートバルブシートなどの材質はモロ金色の真鍮製なのに、最近のジェットニードルは材質は分かりませんが銀色っぽいです。フロートバルブシートもステンレスらしい銀色だったりします。フロートバルブは昔っから銀でアルミっぽい



 


 パイロットジェット(PJ)やメインジェット(MJ)などは色は変わっていません。また前記事のハイパーノズルのニードルジェット(NJ)も変わっていません。

 これらのパーツは基本的にですが、ジェットニードル(JN)、フロートバルブだけは棒状です。系のパーツは全てキャブレター内で固定されていますので、キャブレター内で動くのはジェットニードルとフロートバルブ、フロートとなります。
 
 摩耗対策なのだろうか?まあ良くなるに越した事はありませんね♪今は古いのが付いてるので予備を購入しました♪まだ、かろうじて純正部品出ました♪

 さて、ジェットニードルが要と常々言ってますけど、純正流用の場合は選択肢が少ないので強制開閉のTMRよりも更に重要となります。

 負圧キャブレターには、スロットル開閉度に合わせて動くバタフライバルブの開閉度と、キャブレター内のスロットルバルブの位置はイコールではないという事です。TMRはイコールです。でもね、そこあんまり意識してないですw
 
 上記チャートはバイカーズステーション誌ですがASがあるのでKEIHIN FCRかと思います。MIKUNIだと、、、、


  ジェットニードルのセッティング範囲
 ① ストレート径(クリップの有る側の元径)          IDLE~1/2
 ② 段数(クリップの位置)/切り上がり(テーパーが始まる位置) 1/8~3/4
 ③ テーパー角                         1/8~全開

 とほんとになんです。上の影響範囲を見ると分かりますがアイドリング~全開って全域やん!!という話ですw 「動くがゆえ」ですよね。上にスロットル開度云々って書いてますけど「意識してない」と表現しているのには訳があります。

 つまり、動くが為にスロットル開度を意識せずとも、スロットルバルブの位置を症状が教えてくれるのです♪医師の対処療法と同じです。ポイントは低開度の、切り上がり=段数、あとはテーパーですがそこはメインジェット(MJ)が絡んできます。要は下から上までスムーズに繋がるか?です。純正ニードルはテーパーを選ぶこと自体困難です。

 従って長年かけてある程度セッティングを詰めてきているので、径変更前の症状があればそこの修正で収束したって訳です♪

 先日の6ZE11から6ZD13への変更ですが、6というのはあくまでも6cm台というだけw 次にZですが最初のテーパーが6度30分付いてるといいう事ですので、同じと考えてよく、次の2番目のテーパー、つまり先っちょがEは1度15分、Dは1度なんで体感できませんw まあ結論としては太さは品番から読めなくて、見た目の感覚という事ですw

2022年1月29日土曜日

GSX750Sカタナ BST38SS ハイパーノズル化 成功♪

 さて、、、、秘密兵器導入後乗れてませんでしたので♪

 先日のOH後のプライマリチェックでは大丈夫だったのに、今日はしばらくはお漏らし、、、、プラハンでどつきまくりw

 収まってスタートしますが、、、、、

 開け始めがボボッっと湿った排気音です、、、やはり濃い、、、

 もっと開けてくと吹けあがります。

 開度1/8~1/2はジェットニードルのストレート径のセッティング=ニードルジェットとの組み合わせのいわゆる大部分が刺さっている状態での「隙間」です。

 予想通りの結果です。


 直ぐに戻ってジェットニードルの大径化をして隙間を減らします。でも、ジェットニードルは長さはマチマチです。

 因果なモンで998のキャブセッティング時は隙間を増やす為に細く短い750のニードルに変更しました。同径のハイパーノズルを使用する為に今度は隙間を減らす為に太く長い1100のニードルを使うんですw 運命感じますw

 長さを合わせる為に1100ニードルを5段目にします。



  径がどれ位違うかというと、、、ノギスでは1000分の1までは計測できません。キースターのキットには径の記載があります。その差0.005mm。ニードルジェットの径の差は0.01mmです。つまりはニードル変更したとしてもまだすぎる可能性はあるという事です。

 さて、組み上げて速攻走ります。

 悪魔の刀になりつつありますw モアトルクですw 濃すぎの症状はすっかり消えました♪ハイパーノズルの効果の開け始めの濃密な加速感が出ています♪

2022年1月22日土曜日

ミクニ 純正 ハイパーノズル ニードルジェット BST38SS

  前記事のハイパーノズルですが、有名になったのはTMRに装備されていたからです。ですが、当時はヨシムラはMJNを採用していたので、ハイパーノズルは標準のTMRしか使えません。

 ヨシムラTMRは見た目はかっこいいですが、MJNに関しては穴と穴の間が良くないと、中身を標準仕様にする方もいらっしゃいました。

 強制開閉のレーシングキャブレターには全く興味がなかった私は純正のハイパーノズルを装着する事に興味深々でした。

 純正のBST用ハイパーノズルはカナダ仕様の水冷GSX-R1100Wなのです。

 998のBST40SSには既に付いてて、フィーリングがいいのは確認済です♪なにせニードルジェットとジェットニードルは組み合わせが重要なので、やすやすとはいかないのです。Pー2からP-2だと問題なく良さを体感できると思います。

 それに対して750のBST38SSはP-0からの変更となるので、少々面倒です。

【998(BST40SS)】

 JN:6ZE11  NJ:P-2

          ↓   径変更無

 JN:6ZE11  NJP-2 ハイパーノズル


【750(BST38SS)】

 JN:6ZE11  NJ:P-0 

          ↓   径 0.01mm 拡大

 JN:6ZE11  NJP-2 ハイパーノズル 


に交換してみました♪



 金色に輝いております♪

 


 キャブレターのパーツ変更は一回一か所が望ましいので、おそらく濃くなると思いますが、JNの変更はキャブ本体を車体から外さなくても交換可能ですので、濃いのであれば6ZD13に変更すれば薄い方向に振れますので楽かと♪

 結構時間がかかってエンジン始動まで行きませんでした。      

2022年1月16日日曜日

秘密兵器到着 BST38SS スリングショットキャブレター

 





 はい ハイパーノズル P-2 新品です♪ スズキ純正部品では廃番です。
 

 同じく廃番のGSXーR750&GSXーR750RKの純正ニードルです。
 

 上が現在使用している750用 6ZE11 下がRK用の 6ZL4です。RLはP-0、RKはP-2が標準なのでRKは随分と燃料が多いという事です。予測は750よりも太いかな?と思ってましたが違いました。

 つまり現在はP-0 ハイパーノズル化でP-2の濃い方向に変更するので、ニードルも太くせねばなりません。なので目論見のRKは使わず、GSX-R1100Mの6ZD13でいきましょうかね♪
 

 ピンボケ、、、、 1番上が1100M用、2番目が750L用です。

黒の魔力2 オーリンズリアサスペンション

  前記事 コトラトラス: 黒の魔力!?(GSX750S/GSX1000S/GSX1100S カタナ リアサス) (cotoratras.blogspot.com)


 いやね~、寒くて乗りたくない時期にブラック化進めたいな~なんて、また妄想遊びしてたんですよ♪

 そしたら、V-MAX系のショップのライトアームさんでみつけた画像

 お♪いいじゃん♪

 とすぐにオーバーホール問合せさせて頂いたところ、、、、

 現在は作業受付を終了されているとの事、、、

 残念、、、私まっくろでなくていいんです。ブラックラインなんて真っ黒の代償で追加価格を払わなければならないのに、更にパーツのグレードダウンですよ、、、

 同仕様を別のショップさんに問合せたところ、この仕様にすると送料込で約9万円位してしまいます、、、、、、

 OH費用+リザーバータンク×2アルマイト+スプリング×2粉体塗装+送料

 の内訳となる訳ですが、リザーバータンクは金しかありませんが、スプリングは販売時点で黒が同価格で選択できますので、そもそも黄色→黒塗装という事が「もったいない」なのです。補修部品としてスプリング買えないという噂も聞いた事ありますが、どこかで見た事もあります。スプリング塗装代金でスプリング新品左右買える程の価格だったと思います。

 という訳で諦めています。何せ20年前のモデルに今から9万かける?いやいや、、、かけんでしょ。

2022年1月8日土曜日

初乗り♪ 初ゴーグル♪ 初プラグ? (RMX250)


 新年あけましておめでとうございます♪

 ニューゴーグル買いました♪ SCOTTプロスペクトです。MTBアスペクトと同じブラック/オレンジ/オレンジミラーです♪


 なんかフレーム動くし、時代は進んでるんですね、、、(苦笑)

 使うには走らないと使用感解からんというのに、、、、

 僅か2週間くらいでエンジンかからん??????

 プラグ新品交換すると即エンジンかかりました♪

 さて?? プラグってこんな早く死ぬんだったっけ? という事は今までの鬼キックもプラグ原因も多かったかもしれません。死ぬというより弱るですね。だって火花出るの確認してますからね、、、

 エンジン始動の3要素は「良い点火、良い圧縮、良い混合気」です。良い点火は電気系でプラグからの火花、よい圧縮はエンジン、良い混合気はキャブレターですね。

 プラグ要因の場合も認識はしていて、常に家に数本ストックしています。

 でも、、、、こんなに弱るん早かったんだ!?気分的にはまだ新品のイメージでした。カタナよりも圧倒的に短命です。でも9ヶ月経っていました。

2021年12月31日金曜日

2021 総括

 今日は大晦日、2021最後となります。

 昨日、パッド鳴きのチェックに少しだけ走りました♪無事収まって一安心ですが、12月30日といえば、、、、、

 4年前の2017年、、、、そう転倒骨折した日です。忘れてはなりません。

 どっかのバイク雑誌の記事で「無事これ名人」という言葉が何十年頭に残ったままです。内容は覚えていませんw まあつまり無事生きてバイクに乗り続けられる事が名人という事。

 今年もコロナ禍で始まり、GSX750Sカタナ復活が逆に加速しました(笑)リアサスの死亡からキャブの不調とほぼ一年楽しめましたね。整備と部品手配にw愛車の維持ってやはり大変ですね。RMX250Sも同様です。

 4K番組も見なくなりました(笑)終わってます、、、再放送ばかり、Amazonプライムも更新頻度もそれ程頻繁ではなくあまり見てません。

 んな訳で整備メインでしたが「カタナ乗り」復活の一年でした♪

 来年も宜しくお願いいたします。

2021年12月29日水曜日

ブレーキの鳴きが収まらない、、、(スズキ トキコ リア キャリパー)

  バイクも車もディスクローターとキャリパーのブレーキシステムであっても、ドラムブレーキシステムであっても鳴きが発生する可能性はあります。

 実は過去に何台も乗り継いでいますが、所有車両では発生の経験ありません。ブレーキ系パーツは仕様変更の頻度が高い事と、そんなに距離も走ってなく、パッド交換よりもパッド込のキャリパー交換のほうが多いからだと思います。

 今回の750カタナ復活に当たっては、フローティングからリジットへの変更後のパッド変更が起因となっている事には違いないと思います。リジットに変更したタイミングなのか?パッドの交換のタイミングなのか?あんまり覚えてないんですよね、、、、

 当たりの悪いパッドから新品パッドへのタイミングであれば、当たりが出たら収まるだろうと先送りした可能性大と思われます。

   ともあれ、鳴きが発生している事は間違いなく、原因を探っていると、、、そーいやパッド裏のシムは何時外したんだっけ?と、、、、、シム外した後15年も経過するとなんも覚えとらん、、、、意図的に外したのは間違いないんですけど、、、、ともあれ有るんだし入れてみよと、、、、

 


 そもそもシムのメリットって何?

 鳴き防止、フルードの温度上昇予防がシム装着のメリットです。スズキ系のトキコのリアキャリパーのシムは画像の様に回転方向手前側が欠けています。回転しているローターに対して後側がより強く当たるデザインになってます。全面のタイプも有るみたいです。

 では、外した理由は?というと、、、そもそもフロントにはシムないやん?レーサーにもシムないやん?タッチが良くなるのでは?と15、6年前にフロントは998のトキコも、750のニッシンも背面の金属プレート、リアはダストカバーとシムを外しまくりましたw

 まあこれで収まればいいのでとにかく組んでみます。

 


 バラして洗浄、グリスを縫って組付けます。

 無事収まりました♪

 気軽に取り外して、運よく鳴きもせずタッチも良くなって長年使用していましたが、いざ鳴き出してみると、たかがこんなプレート1枚のシムで見事に鳴かなくなるなんて少々驚きです♪
 
 ただ、このスズキのトキコリアキャリパーは多くの車両にて使用されています。そしてカワサキでも。このシムですが形状は複雑です。スズキは殆どの車種で2種類のシムがあり、そしてカワサキではあまりシムは使用されていないみたいです。よく分からんですw

2021年12月19日日曜日

ヘルメットの賞味期限?(SHOEI VFXーW)

  30年以上バイクに乗っていながら、あまりに気にした事がありません。サーキットやオフロードコースを頻繁に走っていた若い頃は、転倒も良くしましたので汚れるし傷つくしで買い替え頻度は早かったと思います。

 社会人になり乗る頻度が減り、オンオフそれぞれってなると、そんなに痛みません。メーカーも経年劣化何年って一応出してますけど結構いい加減、、、、昔の感覚で言えば内装崩れ落ちたらおわりでした。

 次第に内装の品質も良くなり、取り外し交換も可能となり長く使うのも可能になってきています。

 さて、、、、気にいっているSHOEI VFX-Wですが、、、



 2012のモデルで製造からは8年。次のモデルのVFX-WRが出ていますが、内装も洗えるしオフロード走行も今はしないので結構長持ちしています。

 長持ちついでにVFX-WRのデザインも好きではないので、もっと使おうかなとw 内装もまだ注文できるので新品内装注文しました。

 で、、、、縁のゴム、、、SHOEIでは窓ゴムの名称としていますが、、何で白にしたんでしょうね?、、、、黄ばんできます。

   ※上の画像は比較用見本です。



 VFXーWって8年程モデル継続していたかと思いますが、この窓ゴム白、黒、赤、青といろいろあります。交換費用は1万5千円程と結構します。でも、新品買う事考えれば、、、と交換しました♪期間は3週間程で戻ってきました♪

 


 白のが上品だとは思いますが、白の黄ばみっていかにもなので、赤にしました♪

2021年12月15日水曜日

オーバーフロー、症状別考(BST38SS)

  今回のオーバーホールに関しての備忘録です。

 まず、オーバーフロー発生については、RMXのPWK33であった様に終始フロートバルブが原因で、かつフロートバルブが新品であれば、交換不可のフロートバルブシートはシールなしの圧入なので原因は錆びたタンクからのゴミが原因でした。

 次に4気筒のカタナにGSX-R750流用(BST38SS)の場合は?

 フロートバルブ、バルブシートセットは部品交換すると4気筒で2万円オーバーなので、コスト的にはかなりハードルが高いです。

 RMXのPWKはオーバーフローホースがあるので、必ずホースからガソリンがあふれ出ます。といえど単気筒なので原因の絞込はしやすいです。

 では、カタナに使っているBST38は?

 オ-バーフローのドレンホースはありません。なのでオーバーフローする場合にもいろんな漏れ方があります。油面、フロートバルブの調整は最優先です。それでも、、、、収まらないといった場合です。オーバーフローする場所でもある程度推測は可能です。

 フロートバルブの機能確認は。バラした際の息吹きチェック、組んだ後はPRIチェックで確認ですが、オーバーフローが発生しプラハン等でチャンバーを叩く事により止まるケースはフロートバルブが原因と言えます。


 【漏れてくる場所】

A.フロートチャンバーの合わせ面から滲み出てくるケース

B.メインエアジェットから出てくるケース


 まず、前提として

 フロートバルブで抑えられている筈なのに発生する。

 → フロートバルブシートのシールが効いていない 

  対策:シートのシール交換 


A.フロートチャンバー合わせ面から漏れてくる。

 → フロートチャンバーガスケットが効いていない

  対策:フロートチャンバーガスケット交換 


B.メインエアジェット(MAJ)から漏れてくる。※合わせ面より位置が高い

 → フロートチャンバーガスケットは効いている

  対策:フロートバルブ&フロートバルブシート 接触面&作動&異物噛込  

     フロートバルブシール

     油面調整


という事が言えると思います。今回で言うと更にスロットルバルブガイドのシールは巷ではバンディット病(メインボアにガイドから漏れた燃料が伝い上がり濃い症状を発生させる)と言うらしいですが、同じBSTを使用していたGSX-R病というのは聞いた事がなく、自身の考えではほぼ無く都市伝説と言ってもいいと思います。概ねの原因はチャンバー室内のパーツ、セッティング(油面・各種ガスケット・フロートバルブ他)と考えられます。ただ、シールがシールの役目をしないほど薄くなっているから保険として交換しました。

   キャブレターインナーパーツの経年劣化についてですが、キッチリとガソリンを抜いてから保管している場合ははまだマシなのですが、普通にサイドスタンドで長期保管した場合は最も低い状態になる左側の1番が最も酷くなります。人って、さあ今から乗らないって用意周到には難しく概ね徐々に乘らなくなる。だと思います。

2021年12月11日土曜日

MIKUNI BST38SS スリングショットキャブレター リフレッシュ♪

  先週は思わぬ肉体労働と人間ドックのおかげで、肩こり、腰痛も酷く大人しくしておりました、、、

 カタナもセルの動きが少し元気なかったのでブースターケーブルも用意してましたが、、、エンジンはすぐかかりました♪

 、、、、、またお漏らし爆発です、、、、、それも1・2・3と、、、、

 実は既にシール類のパーツは仕入れていて、「秘密兵器」到着時に一気にやろうと思ってましたが、間に合いませんでした、、、

 まあ、早速やる事にします♪

   まずはバラしてすぐに息吹きチェックを行います。でもちゃんと息は止まります。つまりフロートバルブが原因ではないのです。



 フロートチャンバーガスケットと、フロートバルブシートのガスケット、スロットルバルブガイド下部のシールです。

 まさに超地味

 でも1990年GSX-R750L型用なので既に30年ですぜ!!ケチってはだめですね(苦笑)案の定外したシールはどれもパキパキで伸びもせず切れました、、、、

 キャブは外してますが、一切キャブクリーナーもパーツクリーナーも使用せず、息吹きチェックしてフロートバルブの閉じを確認しただけで、すぐ組みました♪

 走りたいからねw

 PRIチェックでもばっちり収まりました♪ エンジンも即始動で音も違います。はよやっとけよ!!ってねw

 無事、狂暴な吹け上がりも復活しております♪